PROJECT STORY

太陽光発電から、電力会社への日々の支払いまでを管理できるスマートハウス。

その住宅メーカーと、建設ソリューションビジネスユニット(KSBU)との付き合いは1992年に遡る。初めて手掛けたのは基幹システムの構築。顧客からの要求は厳しく、最初に開発を依頼された大手メーカーは匙を投げてしまった。引き継いだKSKは、最上流からヒアリングを繰り返し、顧客のビジネスを支えるという視点から提案を重ね、8カ月後にこれを完成させる。
これが、すべてのスタートだった。

顧客を支えながら。顧客に支えられながら。

その後、顧客は急成長する。海外にも進出、東南アジアに生産・システム拠点を建築することになったが、その際もKSKに声がかかった。まずは、同地で、多くの従業員が働く新工場のシステムインフラを立ち上げる。完成後は、現地スタッフと国境・会社を越えた「Team KSK」をつくり上げ、システムを運用した。今でも、業界トップクラスとなった顧客のシステムを、KSKは海外から見守っている。

一方、基幹システム構築プロジェクトで得たノウハウから、KSKは「住宅マネージャー」というパッケージソフトを誕生させている。住宅マネージャーは、現在、住宅メーカー80社に導入され、売上は年間10億円超。顧客を支えながら、また、顧客に支えられながら、KSBUは大きく発展していった。

HEMSというより、スマートハウスシステム。

そして、2011年。
海外でシステム開発・運用を進めるメンバーに、顧客の商品開発部から連絡が入った。「HEMSをつくりたいんだ」。 HEMS(Home Energy Management System、ホームエネルギーマネジメント・システム)は、家庭での太陽光発電や、電気・ガスなどの消費量を見える化し、管理するシステム。現在、住宅メーカーの多くが電機メーカーなどに依頼して開発を進めている。

顧客の構想は壮大だった。ソフトウェア、ハードウェア、デバイスとなるタブレットも一から開発。ブラインドの上げ下げや床暖房の温度の制御、果ては電力会社の支払額管理までを実現したいという――つまり、オリジナルの「スマートハウスシステム」をつくるということだ。

KSKとしても、技術・ビジネス領域が広がる絶好のチャンス。何より、KSKのメンバーは、新しいことに挑戦するのが大好きである。話を受けて、間髪入れず「やります」と答えた。

つくるまで動かない!と籠城。

自分たちが施工した家の、施主に提供するシステムであるため、インターフェースに、使い勝手に、顧客はとことんこだわった。「こんな動きを実現したい」「こんな機能も付けたい」……要望は、どんどん膨らみ、なかなか開発にまでたどり着かない。

ハードウェアは、チップからつくることに。メーカーの選定、仕様決定と、すべてにKSKも参画した。多くのメンバーはハード開発とソフト開発の同時並行開発が初めてだったから、気象条件や設置される環境でエラーが出ることが、最初はわからない。原因を追究する間、ハードはもちろんソフトの開発も止まった。

タブレットの仕様を決め、中国メーカーと調整したのもKSK。スケジュールを守らないメーカーにしびれを切らし、現地に乗り込み、「つくるまで動かない!」とすごんだこともあった。
こんなことが重なり、スケジュールはどんどんずれていった。

ハードルの先に。

納期間際のテスト作業は、メンバー総出。完成後は、全国数百の施主のもとに出向いて動作確認――「ハードな仕事でしたね」。そうプロジェクトリーダーが振り返る3年間を経て、しかし、「オリジナルのスマートハウスシステムをつくる」というハードルを、KSKは乗り越える。
その結果、もたらしたものは、実に大きかった。

例えば、施主には、ITで家の安全や日々の暮らしを見守る仕組み。顧客には、家の性能の平準化が進む中、競合差別化となる商品。
単なるシステム開発を越えて、スマートハウスの仕組みをつくり上げ、全国数千世帯の施主をサポートしたKSKには、たくさんのノウハウ。顧客からのさらなる信頼。
だが、それだけではない。

これが「Team KSK」なんだよ

「破たんせずやり切れたのは、チームがあったから」と、リーダーは言う。リーダーは、「我々は、この仕事を終えたら次のステージに行く。そうすれば、我々の仕事はもっと面白くなる」とプロジェクトを引っ張った。メンバーは、それを受け止め、全員で達成しようと一丸となり、目標を追いかけた。

こんなこともあった。プロジェクトの終盤、もっとも忙しい時期にリーダーの家族が倒れ、一時プロジェクトを離れることになった。メンバーの中に不満を言う者は一人もいなかった。「チームの、メンバーの良さを再認識しましたね」。社長にはこう言われた。「何も心配しなくていいから」。でも、と言いかけているリーダーに、社長はさらに言った。「これが『Team KSK』なんだよ」。この言葉を胸に、リーダーは心置きなく実家に向かった。

開発部隊と実装を担当したサポート部隊との結束は、それまで以上に強くなった。それをもとに新たな案件もたくさん生まれている。さらに強くなったチームの絆こそが、KSKが得た最大の成果だったのだ。

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