人工知能 AI推進室
概要
AI推進室とは社内外でのAI活用を進めるために設立された部署です。
AIの受託開発・共同開発を、ウェビナーによる知識面のサポートから開発・運用まで、きめ細やかに行っております。
AI推進室の強みは、少数精鋭のチームメンバーのスキルを結集して現場に密着し、業務分析・解決策提案・技術検証・プロトタイプ制作を一気通貫に実現できることです。
AI活用を検討されるお客様に向けてのサービスとして、AI自体や活用事例・方法のご説明から、開発・実運用における実現可能性の検討、費用対効果の試算など、幅広く相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
AIでできること
実現可能性が高く、効果も期待できるAIの最も代表的なケースとしては、人間が数秒考えて判断できるシンプルな内容かつ判断すべき対象が膨大であるケースが挙げられます。
また、AIのお手本となるデータが数千から数万あれば、その判断を代行するAIの開発可能性は、非常に高くなります。
AI技術の中核である機械学習は汎用性が高く、業界・業種を問わず活用することができます。
該当する業務をお持ちでDXや業務効率化を希望される皆様、AIの活用を検討されてはいかがでしょう。ここから、AI推進室が取り組んできた開発実績を一部ご紹介いたします。
開発実績
建築・住宅業界向けAI
私たちは現場で働く方の声を聴き、ニーズを探りながら業務を効率化するAIの提案・開発を行っています。
建築・住宅業界向けには以下ようなAIを開発・試作しています。
- 建築図面から膨大な数の特定の記号を拾い出しカウントする
- 建築図面から積算に用いる建具・建材の情報を抜き出し表としてまとめる
- 定点からスマホ等で360°方向を撮影した画像を鳥瞰図に変換し、鉄筋の通りを判定する
- 住宅の確認申請に必要な書類のPDFファイル群から、断熱性能等必要な情報を抜き出してまとめる
また、AI推進室ではパワード工務店というAIを使用した建築業務の一括サポートも構想しています。
検討の一例として、施工判定や間取りサポートをはじめとしたAIの研究開発・運用が挙げられます。
現場の負担を増やさない、本当の意味での「時間短縮・省人化」を目標とし、現場と密着しながら研究開発を進めています。
AI-OCR
「既存のAI-OCRでは高額だし、うちの業務での精度が出なかった」
帳票の入力を行う事業者からの声に応えて作成したものが、
この帳票用AI-OCRです。
業務の特殊性に対応した識字AIを開発することにより、1000文字あたり1文字以下のミスという、エントリ専門職と同等以上の精度を実現しました。また、クラウドサービスのような従量課金でないため、OCR対象の帳票の量が多いほどランニングコストが非常に低く抑えられるという特徴もあります。
大量の帳票の電子化をご検討中の皆様、ぜひご相談ください。
AIの受託開発
私たちAI推進室のコア技術である機械学習は横展開がしやすく、多様な分野での活用ができます。
私たちはお客様の要望に合わせて現場に密着した、AIの受託開発も広く行っています。
開発例の一部として以下のようなAIをご紹介します。
- 問い合わせフォームの情報を、新規・既存・類似から判断するAI
- お客様の商品について書かれたブログの内容を、ポジティブ・ネガティブの尺度で判断する
- 発電・電力消費データから、グルーピングし内容を分析する
業務分析から、現場に密着して開発を行う私たちだからこその対応力で、様々な業界・業種のAI開発を行っています。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。