情報機器、情報家電、携帯情報端末、自動車、ロボット……。長年、KSKが手がけてきたのは、大手総合電機メーカーのお客様が手がける、日本経済の核となるプロジェクトです。
お客様は、日本いや世界を代表するメーカー。そのビジネス・技術パートナーであるKSKには、お客様のビジョンを理解し、実現に向けて厳しい技術課題をクリアすることが求められます。
この高い要求に対して、システムLSI、組み込みソフトウェア、基板、ハードウェアが協業。それぞれのエンジニアは専門性を発揮しながらも協力し合い、クリアしていきます。
社内に蓄積した技術で、今後は、車載機器、Android、社会インフラ、機能設計/検証、構造/機構設計、基板設計/自動ツールなどに注力。これからも日本のものづくりを支えていきます。
現在私が担当しているのは、半導体テスターの機械部品設計。開発は自社内で行っており、同じ島にいる回路設計、基盤設計のエンジニアたちと密接にやり取りしながら設計を進めています。専門の異なるエンジニア同士が、互いの立場から製品を検討、毎日ディスカッションしながら設計するので、高品位な製品開発ができています。
お客様がKSKに求めるものは、技術パートナーの役割です。例えば、開発段階の製品を技術検討する段階で、「KSKの見解を聞かせてほしい」と言われたりします。そこまでの信頼感を裏切るわけにはいきません。良い緊張感のもと、日々業務に取り組んでいます。
テスターは、日常的に目にする製品ではありませんが、あらゆる機器に使われる半導体が世に出るときの、いわば最後の砦。責任は重いですね。逆に、私が設計段階でミスを抑え、質の高い製品を開発できれば、お客様、半導体メーカー、ひいては半導体を使って機器をつくり、それを使う多くの人たちに貢献することができる。そこに大きなやりがいを感じます。
志向や専門の異なる5~10名のメンバーが、それぞれ役割を持って、全員でチームを運営。本音で意見を戦わせ、互いに切磋琢磨し、各自が強みを発揮しつつも助け合いながら、業務を進めます。
連帯感を感じ、モチベーションを維持できるだけでなく、同僚や先輩、ときにはお客様とも身近に接するため、技術力に加え、ビジネス・コミュニケーションスキルなど人間力も養うことができます。
「お客様先で働く場合でも『ホーム』ができる」「最初は『子供か!』と思ったが、仕事が円滑に回ると分かった」「互いに状況を共有し合うから、メンバー育成ではもちろんプロジェクト管理・運営でも有効」
「子供が小さくても、チームみんなで支えてくれるから、出張にも飛び回れるし、自由に仕事ができる。チーム制のKSKだからこそ、女性ならではの転機があっても働ける。私自身がその証拠です」。
現在、私のチームは、大手電機メーカーの携帯キャリア向けシステムの開発から維持・管理までを行っています。例えば、次世代プラットホームの検討などでは、企画・市場調査やサービスモデルの検討、技術評価から担当しますから、お客様にとって、KSKはチームのメンバー一員なんだと思います。
技術力も認められているからこそ、要求も厳しい。けれど、うちのメンバーはそういうときこそやる気を起こす。明るく前向きなメンバーに、リーダーの私がパワーをもらっています。
前職ではお客様先で勤務していて、誰にも頼れない状況で働いていました。会社に属している感じもしません。そのとき、一緒にプロジェクトを進めていたのがKSK。
みんな、明るくてチームワークも抜群。一緒にプロジェクトに参画していたとはいえ、競合関係にあった会社にいた私をフォローしてくれたり。KSKに行きたいと思った理由は、何といってもチームと人の良さです。お客様からも「KSKなら行くべき」と言われたんですよ。
資格取得、先端技術の他、ビジネス・コミュニケーションなどさまざまな研修を実施。未経験者もキャリアのある方も成長できます。
社会貢献・環境保護活動、成果発表会、BBQ大会などを実施、全社的一体感、価値観・ビジョンの共有を実現しています。
メンバーからチームリーダーへキャリアアップした後は、ゼネラリスト型・スペシャリスト型の2つのキャリアを選択できます。
10~20名ほどのグループを管理するリーダーから、100名ほどのビジネスユニットを管理するマネージャーへと進む道。
特定の技術・領域を極めていく道。キャリアのどの時点であっても、キャリアチェンジは可能です。